人為エンド
 人為エンドの犯人は藤原さん、なので解決に失敗すると藤原さんに殺されます。事件を解決しても重いが通じ合うのに藤原さん自決という可哀想なエンドになる。
内容は、実はこの村の山奥には薬物反応に引っかからない特殊な麻薬と毒草があり、それを利用して村の本家組(山主家、川守田家、舞木家、藤原家)は地位や名声を手に入れていた。なので村で起きる殺人事件や山の失踪事件は隠蔽され、大々的な捜索も行われなかったのだ。藤原の息子は木内さんの息子と共に五年前山で失踪したが、その時さえもその秘密のために大々的な捜索は行われず、結局子供は見つからなかった。木内さんにはもう一人の息子や支えてくれる夫がいたが、少し精神が衰弱しおかしくなってしまう。しかし、藤原は同じ被害者という顔でそれを支えているように見せかけ、さりげなく嫌な噂などを流し木内さんを村八分にしてしまう。
なぜなら藤原は不妊症で、やっとさずかった子供を奪われた上、婿養子で入れた夫自身が慰めるどころか藤原家が秘匿しているその麻薬を使い地位や名声、お金をとり、他の女との間に子供まで儲けていたからだ。
表面上は優しく理知的に見えた彼女の内面は狂気に包まれていた。そしてそれは祭の晩に爆発する。
麻薬の秘密を守るため早々に捜索打ち切りを提案した川守田家の娘、愛菜が五年前の失踪事件を怪談話のようにおどけて賢や光に話しているのを聞いてしまったのだ。
思わず愛菜を誘い出し、石でその頭を叩き割ってしまう。
その後、藤原は愛菜の死体と石を祭であまったブルーシートに包み込み車で山まで運び出す。
森の中で裸になって愛菜を解体し、解体し終えた後、川で血を洗い流すと十二分割した死体を黒いビニールに入れ消臭して車に積んで里に戻ってくる。
そして死体をそれとは教えずに木内さんに「息子が戻ってくるおまじない」と言って各所定位置に置かせた。
当然何人かに目撃され、犯人は木内なのではないかということになりますます村八分が酷くなる。
この十二分割というやり方は20年前の山主家の殺人事件を因襲したもので、神楽の呪いとして村を脅えさせるためにやった。(しかしこの事件の真相は朱見編にて語られる)
木内さんは言われたとおりそれを所定の位置に置いたが、次の日腐臭がして開けられたゴミ袋の中から愛菜の死体が出てきたと知って藤原の犯行に気づく。
藤原を問いただそうとするが、うまく藤原の演技に騙され他に犯人がいると思いこんで藤原に誘われるがまま山まで行ってしまう。
その際、息子の宗太にその話をしたので、息子の宗太は母が山に行くことを知っていた。
山で木内さんは藤原におまじない通り息子に会わせてやると言われ、殺される。
藤「息子はもういないのよ…この世にはね…」
そう言った後、藤原は何事もなかったかのように里に戻り次の日大量のガソリンを購入し山奥の麻薬と毒草の畑にまき火をつける。
宗太達はそのガソリンをまくより少し前、風上の森に来たのでこの事態を知らなかった。
宗太は本当は愛菜の首では無く母親を捜しに来ていたのだが、それは後日談で語られる。
風の流れは天気予報で見たとおり南向、里には麻薬成分と有毒物質が多量に入った煙とが下りていく。
しかし燃やしだしてすぐに予想外の大雨が降る。
火はすぐに沈下され、煙の代わりに里には霧が立ちこめる。
燃やし続けていれば里は毒と炎によって全滅するはずだったが、中途半端な燃焼だったため強い麻薬の影響と軽い有毒物質との配合のせいで里の者はほとんどがバッドトリップし精神異常を起こすのに止まった。
仕方なく、藤原さんは里に下りて凶器を手に入れで憎む者どもを出来るだけ殺そうとする。
しかし里で出会ったのは煙でおかしくなっていない主人公。何も知らない主人公は仲間とはぐれて村で唯一、正常な藤原に会えて安堵し、強引に一緒に行動をしようとする。
武器を手に入れてなかった藤原は渋々、武器を手に入れるまでの間主人公と共に行動をすることにする。
(なので選択を間違うと、藤原は武器を手に入れ主人公を殺し、村全体の殲滅を行う)
しかし、共に行動していくうちに藤原の心は癒されていき、次第に主人公と心を重ね合わせていく。(キスぐらいはさせようかと)
しかし、剛は村で行動していくうちに真相に気づき、藤原の犯行を知ってしまう。(上の部分の筋書きだけわかり後は藤原自身が暴露する)
犯行がバレた藤原は主人公を殺そうとするが殺しきれず、主人公に自首するように言われ、それも考えるが「俺、待ってるから」という言葉に、主人公の運命を暗いものにしてはいけない、と思い、自殺する。
主人公は最後藤原の墓で涙してend







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